Motivation「公共交通便利な乗り物を考える会」発足のきっかけ
令和元年台風15号で甚大な被害のあった館山市布良(めら)地区。
「風光明媚なこの地区を守りたい」「生涯、安心・安全に暮らせる町にしたい」
その思いを実現するためにこの会は活動を始めました。
- 高齢化による人口減少
- 富崎地区の65歳以上の割合
62.9%
※令和5年3月1日現在/館山市役所HPより
- 坂道の多い地形
- 富崎地区の地形は道幅が狭く急な坂が多く
徒歩での買い物は高齢者にとって負担が大きい。
- 公共交通便利な乗り物を考える会
- この会は、地元住民と館山市地域公共交通網形成計画が連動し、特に市郊外地区の公共交通課題解決と移動困難者等の救済のため、最適な乗り物システムを協議検討し、それを実証、実装していくことにより、高齢者、その他の移動困難者が「安心」「安全」「快適」に生活できる地域の実現を目指して活動。
Demonstration Experiment実証実験
館山市市民協働補助事業に採択され、実証実験を行いました。
- 期間
- 2021年8月28日~9月9日
- 運行回数
- 99回
- 乗降客数
- 男性/145人 女性/65人
合計/210人
- 実証実験後のアンケート
- 必要であると答えた方
65%
今後の地域としての
必要性を感じることができました。
Start of Operation本稼働
本稼働へ向けたトヨタシェア実装
- 本運行への道
- 実証実験を経て、本運行の検討が行われる中、2021年12月6日に布良にある商店に火事が発生。
住民から本運行を急ぐ声が…
館山市で初となる地域支援員として、公共交通便利な乗り物を考える会の鈴木会長を集落支援員に委嘱。
週に1回無料運行する。
カーシェアと地域の移動支援車の2つの顔をもった
全国のトヨタシェア初の試みとして本運行をスタート
Achievements本運行実績
2023年度
- 総運行数
- 53回
- 1日平均乗車人数
- 約11人